昨日は、日銀金融政策決定会合・政策金利発表・植田日銀総裁記者会見と大きなイベントがありました。
米ドル円は、記者会見直後に一時147円割れする場面もありましたが、ロンドン市場・NY市場ではドル買い優勢となり148.69円まで上昇しました。
同じタイミングでクロス円は下げに転じましたが、ドル買いの流れとなっている様で戻りは若干鈍っている様です。
ドル買いの流れとなったことにより、ドルストレートは下値を伸ばしましたが、NY市場の後半でやや買い戻しが入っている様です。
米ドル円1時間足チャート
米ドル円1時間足チャートです。
植田日銀総裁の記者会見前の148円台前半から一気に下げると一時147円を割れしています。
止まったのは1時間足200EMA(水色)付近で、4時間足のチャネルラインの下限付近となります。
その後は、一転して買い戻される展開となりましたが、最近の米ドル円の値動きは速くロンドン・NY市場で一気に全戻ししています。
米ドル円4時間足チャート
米ドル円4時間足チャートです。
植田日銀総裁の記者会見で大きく下げ、下げ止まったポイントは4時間足チャネルライン下限付近となりました。
これは、1時間足200EMA付近とほぼ一致しています。
このチャネルラインで必ず止まる訳ではないと思いますが、今回と前回も下げ止まっていますので参考にはなりそうです。
次回トレードした際の押し目買いポイントや売りの利確ポイントで使えそうな感じでしょうか・・・
ユーロ米ドル1時間足チャート
ユーロ米ドル1時間足チャートです。
目玉は米ドル円・クロス円だったと思いますが、最近はユーロ米ドルの下げを狙っていましたのでオマケ程度です。
前回損切りに掛かってしまいましたが、昨日は1.0900台からチャートポイントとして見ていた1.0850を見事に下抜け1.0821まで下値を伸ばしています。
NY市場の中盤から終盤では、1.0850付近まで買い戻されていますのでサポレジ転換なら戻り売りが狙えそうです。
タイミングは早かったというとちょっと違う気がしますが(笑)、大きなイベント前の難しいところをやってしまった様です。