昨日はECB政策金利発表があり、市場予想は4.25%でしたが4.50%へ引き上げられました。
市場予想を上回る利上げであった為、発表直後は、ユーロ米ドル・ユーロ円共に一瞬大きく上昇しましたが即座に大きく売られました。
その後は戻ることなく、ユーロ米ドルは1.0630台、ユーロ円は156円台を推移しています。
そしてユーロ米ドルは、週足で重要ポイントに差し掛かっています。
ユーロ米ドル週足チャート

ユーロ米ドル週足チャートでは、押し安値が1.0635となっています。
昨日の下げで1.0632まで下げていますので、一瞬は抜けた形となっています。
ユーロ米ドル週足チャート [LION チャートPlus+]
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※この売買ポジションはLION FX [ヒロセ通商]での比率です。
売買ポジションを見てみると、現状レート付近から1.0500辺りまでは買いポジションが多数ある様です。
週足押し安値となる1.0635直下にはストップがあると予想できますので、これを巻き込めば1.0500台まで下げてしまいそうです。
同じく1.0515付近辺りでも同じ状況になるのではないでしょうか。
2022年9月25日の安値0.9536から2023年7月16日の高値1.1275を結び、フィボナッチリトレースメントを当ててみました。
直近では38.2%ライン1.0611がとなります。
そこから少し間が開きますが、50%ラインが1.0405となります。
週足の確定までは、ユーロ米ドルに今日1日ありますので注目してみたいと思います。