
ニュースで騒がれている米シリコンバレーバンクの経営破綻は、2008年のリーマンショック後で最大規模の銀行破綻らしいです。
去年末時点での総資産は2090億ドルで日本円で約28兆円、預金総額は1754億ドルで日本円で約24兆円ということで、かなり大きな規模の銀行だということがわかります。
今後、為替市場にも影響があるのではないかと思いますので来週から注意したいと思います。
そんな事を思いながら米ドル円日足チャートと週足チャートを確認してみます。
米ドル円日足チャート

日足チャートでは、先月末から10SMAに支えられながら上昇し、先週末の米雇用統計発表を受け25SMAにタッチするところまで下落しています。
RSIは高値圏で14SMAとデッドクロスし、ここ最近の急上昇はひとまず落ち着いた感じです。
米ドル円週足チャート

週足チャートでは、これまでの上昇を25SMAによって止められた形で週を終えています。
日足チャートの25SMAで下支えされ、週足チャートの25SMAで押さえられるといった位置にいるということになります。
RSIは50%付近で中立の位置にありますが、14SMAとデッドクロスしそうな感じもあります。
週明け、シリコンバレーバンクの経営破綻がどの様に影響するかは非常に興味深いです。