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米債務上限問題が「引き上げ」で基本合意 米ドル円が更に上昇した場合の意識されそうなポイント

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本日、バイデン大統領とマッカーシー下院議長との間で、米債務上限問題が「引き上げ」で基本合意されました。

市場では、毎度恒例のイベント見たい感じとなっていて、なんだかんだで結局は合意するという楽観視する声が多かったです。

今回はそれに加え、日米金利差拡大ということもあり米ドル円は134円から徐々に上値を伸ばし、週末には140.72円まで上昇しています。

来週はじめに必ずしも続伸するというわけではありませんが、上昇した場合に節目となるポイントを予め見ておきたいと思います。

スキャルピングでもこういったポイントを押さえておくと、やりやすいかなと考えていますので週足チャートで確認してみることにしました。

米ドル円週足チャート

米ドル円週足チャート

米ドル円週足チャートを見ると、3週連続の陽線で週を終えています。

週末最終日につけた140.72円が高値となっており、ほぼ高値圏で来週を迎えることになっています。

日米金利差拡大や米債務上限問題の基本合意でテクニカルがきっちりハマるかは微妙ですが、念のため週足チャートも確認してみました。

今年の3月からローソク足が一目均衡表の雲の中に入っていますが、雲の上限は142.10円となっています。

また、2022年10月21日の高値と2023年1月13日の安値でフィボナッチリトレースメントを引いた61.8%のラインが142.499円となっています。

更にはMonthly PivotのR3は144.293円となります。

そして、145円から151円台までは、2022年の政府・日銀による要人発言(口先介入)を含め、実際に為替介入したゾーンに入ります。

今週土日で米債務上限問題が基本合意したことから、どちらかに窓を開けて週が始まることが予想されますし、来週は大きな変動がありそうです。