昨日の朝方だったでしょうか、内田日銀副総裁がマイナス金利を解除した後についてコメントしています。
「どんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していくことになる」
このコメントが効いたのか、東京市場から米ドル円の上昇が始まりました。
この場面で米ドル円のチャートを見ていましたが、思ったより急激に上昇というわけではなかったので、トレードすることなく夜勤務のために就寝しました。
その後は、仕事の休憩の度に上昇しているという展開で148.80円を上抜ける149円に乗せています。
NY市場では149.47円まで上昇すると高値圏でのもみ合いとなっています。
米ドル円4時間足チャート
米ドル円4時間足チャートです。
米雇用統計で148.80円まで上昇した後は高値圏でレンジを形成し、その後は148円をまたいで推移していました。
4時間足20EMAを上抜けると、昨日の東京市場から買いが強まり欧州・ロンドン市場で149円台を上抜けるとNY市場では高値圏で推移しています。
思い出すのが高値圏で膠着状態になると、大口の利食いが入り大きく下げ、その後は同じ水準まで瞬く間に戻るというちょっと嫌な相場です。
深夜帯3時辺りでは、そこまで大きなものではありませんでしたが、149.30円台から一気に149.10円付近まで下げ、その後は元の水準まで戻すという動きがありました。
米雇用統計後は、なかなか難しく手が出せないでいますが安くなったら買っていれば良い相場の時と少し似てきた様な感じがします。
高値圏では買いづらいですが、少し下げたところで買うことは検討してみたいと思います。