先週は、米ドル円がようやく動き始めたようです。
150円があっさりと下抜けし、現在は150円台半ばで推移しています。
そこで気になるのがポジションの傾きですが、これを確認するのはLION チャートPlus+が一番見やすいと感じてるので、今回もこれで見ていきたいと思います。
米ドル円4時間足チャート [LION チャートPlus+]

米ドル円4時間足をLION チャートPlus+で確認してみると、149円台から151円台半ばまでのロングポジション(赤)がまだまだ多い様です。
現在レートより上にロングポジションが多いと、上昇しにくい傾向にあります。
特に151円台のロングポジションは、1円50銭ほどの含み損を抱えていることになり、上昇一辺倒でなくなった今、なんとか建値付近で撤退という思惑が出てきそうです。
そうなるとロングポジションの解消は、売りになるわけですから上値が重い展開が予想されます。
逆に大きく下げた場合は、ロングポジションのストップ(損切り)に掛かり、更に下げのスピードが加速する展開になりそうです。
今週は、21日28:00の米FOMC議事要旨まで、特に大きな経済指標発表や要人発言が予定されていませんので、謎な動きには気をつけたいところです。
米ドル円は、まだまだトレンド転換したとは言い難いので、回転を早めてトレードしていきたいと思っています。