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米ドル円146円台回復 激動の米雇用統計~ISM製造業景況指数の結果と振り返り

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今回の米雇用統計は、いつもより更に注目が集まっていたようです。

米ドル円は、先週高値で147.37円をつけてからは、1時間足レベルでは上値を切り下げ145円前半まで下げたところで米雇用統計を迎えました。

米雇用統計までの米経済指標が市場予想を下回る結果を連発し、利上げ観測後退ということもあり米ドルを売る流れが出来つつありましたが・・・

8月米雇用統計~8月ISM製造業景況指数 指標結果

8月米雇用統計

タイトル前回市場予想結果
非農業部門雇用者数変化[前月比] 8月18.7万人17.0万人18.7万人
失業率 8月3.5%3.5%3.8%
平均時給[前月比] 8月0.4%0.3%0.2%
平均時給[前年同月比] 8月47.047.047.9

製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月

タイトル前回市場予想結果
製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 8月47.047.047.9

ISM製造業景況指数 8月

タイトル前回市場予想結果
ISM製造業景況指数 8月46.447.047.6

米ドル円1時間足チャート

チャート:LION FX C2

米ドル円は、21:30から発表された米雇用統計で大きく下落しました。

直近のサポート下抜けた後は、力強く突き進み144.44円まで下げました。

そこからは、自律反発で少しは戻すかと思いきや雇用統計で下落した分をまずは前戻し。

その後は、買い勢力が上回り、22:45、23:00の指標発表も市場予想を上回る内容も伴い大きく上昇しました。

結果、146.29円まで上昇するという行って来い以上の米ドル円復活劇でした。

このまま突き抜けて147円台までも復活するのか、戻り売りでトレンド転換されるのか・・・

一方的なドル買いの流れから少し変わった気がしますので、来週以降は難しいそうです。