今週は米FOMCと米雇用統計のダブルビッグイベントで週末にかけて忙しくなりそうです。
本日は、注目の米FOMC政策金利発表です。
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表
米FOMC声明文言
- 第一四半期の経済活動は緩やかなペースで拡大した
- ここ数ヶ月、雇用は堅調に伸びており、失業率は低いまま
- インフレは引き続き高い
- 米国の金融システムは健全で強固だ
- 家計や企業の信用状況が引き締まり、経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある。これらの影響の程度は不明
- 委員会は引き続きインフレのリスクを非常に注視している
- 委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す
- これらの目標を支援するため、委員会はフェデュラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.00%-5.25%に引き上げることを決定した
- 委員会は今後の情報を注意深く監視し、金融政策への影響を評価する
- インフレ率を2%に戻すために追加的な政策の引き締めが適切である範囲を決定する際に、委員会は、金融政策の累積的な引き締め、金融政策が経済活動とインフレに影響を与える遅れ、および経済と金融の動向を考慮する
- さらに、以前発表された計画で説明されている通り、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける
- 委員会はインフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む
- 金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する
- もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある
- 委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する
- 今回の金融政策決定は全会一致 ;fxwaveより引用
パウエルFRB議長定例記者会見<要人発言>
- 米国の銀行システムは健全で回復力がある
- 銀行の状況は3月初旬から大幅に改善
- 正しい教訓を学ぶことを約束
- 物価の安定なくして持続的な強い労働市場の実現はあり得ない
- データに依存したアプローチを採用
- 信用状況の引き締めが経済活動や雇用を圧迫する可能性が高い
- 今後の政策は事態の展開次第
- 会合ごとに決定を下す
- インフレを下げるプロセスには長い道のりがある
- 私の予測では景気後退(リセッション)ではなく、緩やかな成長
- 債務上限を迅速に引き上げることが不可欠
- 金融政策、金融安定作はうまく機能
- 地方銀行は非常に重要な目的を果たしている
- 信用の引き締まりがさらなる不確実性を与える
- 金利が十分に制限的かどうか評価を継続
- FRBの公道が適切と判断するために数ヶ月のデータが必要
- 十分に制限的な水準はおそらくそれほど遠くない
- 労働市場はいくらか軟化しているが、依然として強すぎる
- 我々は常に2%のインフレを目標にしている
- 緩やかな景気後退(リセッション)になる可能性はある
- FRBは今後、信用の引き締まりに焦点を当てる
- 賃金上昇はインフレの主要因ではない
- FOMCのインフレ予測は利下げと合致しない
- インフレが高止まりすれば、利下げはしない
- 利上げ停止時期に関して近づいてる感触すぐそこの可能性も ;fxwaveより引用
米ドル円1分足チャート 米FOMC政策金利発表&パウエルFRB議長定例記者会見

ユーロ米ドル1分足チャート 米FOMC政策金利発表&パウエルFRB議長定例記者会見
