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植田日銀新総裁と副総裁の就任会見のコメントまとめと米ドル円1分足チャート

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本日は19時過ぎから、植田日銀新総裁の就任会見ということで閑散とする市場では注目が集まりました。

植田日銀総裁、内田日銀副総裁、氷見野日銀副総裁がそれぞれコメントしていますので、箇条書きでまとめてみました。

配信元;Klug、fxwave

植田日銀新総裁コメント

  • 政府と日銀の共同声明の考え方は適切であって、直ちに見直す必要はないという点で一致した
  • 日銀と政府が不確実性の高い現在の情勢の中で、意思疎通をみつにして機動的な政策運営と行っていく
  • 現在の金融緩和は非常に強力なのは間違いない
  • 長い目で見た点検が必要かという論点がある
  • 総合的に判断し、点検や検証はあってもいい。政策委員と議論して決めていきたい
  • 物価の安定と金融システムの安定に力を尽くす
  • 金融仲介の安定維持は日本経済に極めて重要
  • 原稿のYCC継続が適当
  • 政府。日銀の共同声明にあるように、できるだけ早く2%の物価安定目標の達成を目指す。
  • 金融政策だけで経済の持続的な成長率を上げるのは難しい。
  • 現状、日本では金利を大幅に上げる状況ではない
  • マイナス金利政策、現在の緩和策のベースになっている
  • マイナス金利政策、継続するのが適当
  • 基調的なインフレ率は少し上がってきている
  • 基調的な2%の達成につながる可能性は十分ある

氷見野日銀副総裁コメント

  • 賃金上昇伴う物価目標の実現を目指す
  • 金融緩和が経済の好循環につながることを目指す
  • 金融システムとの両立で金融緩和の出口をたどることは可能

内田日銀副総裁コメント

  • いかに工夫をこらして金融緩和を継続するかが課題
  • 5年間の任期の中で2%の物価安定目標を達成したい
  • 金融市場の安定を常に意識していきたい
  • YCCは金融仲介機能にも配慮して緩和持続の仕組み
  • この枠組で緩和続けていくことが適切

米ドル円1分足チャート 植田日銀新総裁 就任会見~

米ドル円1分足チャート 植田日銀新総裁 就任会見~

米ドル円は、植田日銀新総裁の就任会見で19:30辺りに大きく乱高下しました。

その後、小動きが続きますがコメント内容が金融緩和継続的な内容が多く、132.60円を超えて吹き上がりました。

相場が閑散とする中、この後どの様な動きとなるか注目していきたいと思います。

米ドル円1分足チャート 植田日銀新総裁 就任会見後133円台到達

米ドル円1分足チャート 植田日銀新総裁 就任会見後133円台到達

その後の米ドル円は、スピードはそれほど速くありませんが、着実に上昇し133円台に到達しました。

更に133円を下支えに133.20円台まで上昇しています。

海外勢の買いが続いているらしく、今夜は更に上値を伸ばす展開となるかもしれません。

チャートを見てるだけの状態になってしまいました・・・